Q 断食って体によいのですか?
Q. 断食って体によいのですか?
A. 適度な断食は、体に良いです。
近年『オートファジー』というものが、科学的に解明されてきました。
オートファジー (自食作用) とは、人間が16時間以上食事を抜くことによって、体の中の細胞が動きだし、古くなった細胞が修復され新しく生まれ変わるシステムのことです。
劣化した細胞が修復されると、体の老化が抑制され、免疫機能が上がり、肌のシミやシワなどにも良いなど、ダイエット効果・アンチエイジング効果も大きくあるようです。
一日三食は間違い?
このオートファジーシステムは、朝・昼・晩と三回食べていると働きません。(16時間あかない為)
何故このようなシステムがあるかというと、ルシなどの時代は『毎日三回食事をとる』なんてことは出来ませんでした。
そして長い年月をかけ、その空腹の時間に 自然と体が良くなるようなシステム が作られていたのです。(そういう個体が生き延び、それが次世代へと受け継がれていった)
せっかく作られている『体のメンテナンスシステム』を、現代人は知らず知らずのうちに崩してしまっているのです。
手の平と足の裏にツボが集中しているのはどうして?
手の平と足の裏を刺激することで、体の色々な器官が活性化します。
これも本来 自然と体が良くなるようなシステム でした。
ルシなどの生活では、もちろん素手で裸足で暮らしています。
その状態で木に登ったり、土の上を歩き回ったりをくり返している訳です。
勝手に手の平と足の裏は刺激され、体は良くなっていきます。
人間の体というものは長い年月をかけて、暮らしているだけで勝手に (効率的に) 健康になるように進化しているのです。
それをほんの数百年の間に、崩してしまっているのです。
断食 (ファスティング) のやり方
プチ断食をしてオートファジーを働かせ、元気になりましょう。
食事と食事の間を16時間あけなければいけない、ということですが、これは睡眠時間も含めてOKです。
もし8時間寝るのでしたら、寝る前か、起きた後に8時間ほど何も食べない時間帯を作ると良いです。
さらに言うと、プチ断食をするのは毎日でなくても構いません。
週に何度かそういう日を作ってあげると、体調が良くなるのを感じられると思います。